映画『型破りな教室』

映画『型破りな教室』

2023年/メキシコ/エスパニア語(スペイン語)/125分/PG12

先日は、『型破りな教室』(西語:Radical)をメモを書きながら映画館の最前列で観ました。去年から非常に楽しみにしていた映画で、その評価はさすがでした。実話に基づき、米国との国境近くの治安が悪い地域の小学校に任務された新しい教師とその生徒たちによる動力の物語です。


何よりも美しい映画です。その始まりから新しい教師が子ども達をびっくりさせて、彼らの創造力を促す熱心が感動的です。ネタバレはしないが、泣ける部分はいくつかあります。この映画から「良い教師のあり方」を思い出させて共有したい1つの瞬間は、教師は生徒たちや校長先生の質問に対して「分からない」と認める時です。この「分かりません」はただ無力感を表す表現ではなく、「分からない...だからこそ答えを調べよう!」と、行動に移し、発見につながる機会です。自分の生徒からも「ゾンカ語」、「エストニア語をやりたい」、「これは何と言う?」などと言われて、「その言語が分からない」や「この単語が知らない」と普通に答えて、パソコンや本で答えを一緒に調べるようにした時を思い出しました。本当の語学のには、好奇心が生み出したこの謙虚さが貴重なものですね。

とてもおすすめな映画で、特に保護者と教育関係者が観て欲しいです。



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